初心者が知っておくべき、投資信託のリスクと注意点【投資の勉強】 

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 「人生100年時代」と言われる一方、年金不安が広がり、資産運用の必要性が叫ばれています。

 投資信託は少額からの投資ができるので、投資初心者でも取り組みやすい金融商品です。

 銀行などでも購入できますので、「投資信託から始めませんか」と営業されることもあると思います。
 
 ただ、投資ですので当然リスクもありますし、買うに値しない投信も多いです。

 投資信託は欧米では王道の金融商品です。リスクやメリットを理解して資産形成につなげましょう。

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投信の特徴とメリットは?

 男性と女性

 投資信託って、聞いたことがある言葉だと思いますが、どのような投資商品なのでしょう。

 投資信託とは、投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用のプロであるファンドマネージャーが株式や債券などに投資・運用する金融商品です。

 運用の結果、その利益が皆さんに還元されることになります。

 投資対象は、株式や債券など。そのため基準価額は株式市場などの影響を受けてり変動します。つまり、投資信託には元本の保証はありません。

少額で分散投資ができる

 投資信託のメリットとしては、少額からの投資が可能で、投資先も分散できる点です。

 一定の金額にまとめて運用することで、個人の資金では投資が難しい規模や商品数に少額の資金で投資することができます。

 複数の銘柄に投資することで、価格が大きく変動するリスクをおさえる効果があります。

 投信のリスクやコストを理解する

 投資信託の主なリスクは、以下のものです。

・価格変動リスク
・為替変動リスク
・信用リスク
・金利変動リスク
・カントリーリスク

 価格変動リスクとは、投資信託が組み入れている株式や債券の価格が変動するリスクです。
 株価は景気動向や政治情勢、企業業績などの影響を受けます。

 
  為替変動リスクとは、為替レートが変動する可能性のことです。 
 外国通貨建ての資産に投資する投資信託の場合に影響があります。 
 一般的に、円高になれば基準価額がマイナスに、円安なら価格基準がプラスに動くことになります。
 外国の株式や債券で運用する投資信託は為替変動リスクに注意する必要があります。

 信用リスクとは、有価証券を発行する国や企業が財政難、経営不振などの理由で、利息や元本などを支払うことができなくなる可能性のことです。
 そのような事態になると、有価証券の価格は下落します。最悪倒産すれば、投資元本が償還されない可能性もあります。


 金利変動リスクとは、金利が変動する可能性のことです。
 一般的に、金利が上がると債券価格は下落し、金利が下がると債券の価格は上がります。


 カントリーリスクとは、投資先の国の政治・経済が不安定化することなどによって、株価や債券価格が影響を受ける可能性です。
 基準価格が下落したり、運用が困難になる可能性もあります。新興諸国において高いリスクです。

手数料などの費用に注意

 ノートとペン

 投資信託は、ファンドマネージャーに運用をしてもらって、いろんな金融商品に投資することができますが、さまざまな手数料・費用がかかってしまいます。
 この手数料・費用は、運用結果(リターン)にも影響が大きいので、リスク以上に注意すべきポイントです。

 投資信託の主な費用は、購入時にかかる購入時手数料、運用時にかかる運用管理費用(信託報酬)、解約時にかかる信託財産留保額です。
 
  購入時手数料は、投資信託を購入する際に販売会社に支払う手数料です。
 購入代金に所定の料率をかけた金額を負担することになります。
 最近はこの手数料を無料化している「ノーロード型」の商品も増えています。


 信託報酬は、保有額に応じて、所定の料率をかけた金額が徴収され、運用会社などに支払われます。
 運用資金から徴収されるため、見えにくいコストですが、長く保有すればするほど運用成績に大きな影響を与えます。
 信託報酬が低い投資信託だと0.2%程度、高い投資信託だと3%台です。
 購入手数料が安くて、信託報酬がファンドもありますので、注意が必要です。


 信託財産留保額は、投資信託の解約時に徴収される費用です。
 解約代金に所定の料率をかけた金額を負担することになります。
 基準価額に対して何%という形で解約代金から差し引かれます。
 一般的に0.3%程度ですが、「なし」も多くあります。

信託報酬の差は、長期運用で大きな影響

 信託報酬の影響を具体的に考えてみます。

 信託報酬1.5%の場合、運用資産が100万円なら毎年1.5万円、運用資産が1000万円であれば毎年15万円の手数料がかかります。

 信託報酬が0.5%であれば、運用資金が100万円なら5000円、運用資産が1000万円であれば毎年5万円の手数料です。

この状況で保有し続けると、複利効果がありますので、リターンは大きく変わります。

 例えば、100万円を年率3%で30年間の長期で運用した場合、信託報酬1.5%と0.5%で大きな差となります。その差は、30年後に50万円以上です。

 1%の差が50万円の差となるのです。

 投資信託に限らず、投資はリスクやコストを把握・理解することが大切です。

 投資信託には、いろんなファンドがありますので、リスク・コストを理解して選びましょう。

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