2019年9月20日、ラグビーワールドカップが日本で開幕しました。
その開幕戦は、日本VSロシアでした。
結果は、30-10で日本代表の勝利。
ロシア代表は、2戦目のサモア戦も9-34で敗れています。
そもそも、ロシア代表って、強いのでしょうか?
私自身、前回ワールドカップの頃からラグビーを見るようになったラグビー初心者ですので、ロシア代表の強さや特徴はわかりません。
そこで、ロシアチームの特徴などを調べてみました。
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世界ランキングはロシア20位、日本8位
まず、ラグビーの国際統括団体「ワールドラグビー」が発表している世界ランキイグ(19年10月1日現在)でみると、ロシアは20位。日本は8位です。近年は、日本の方が上位の状況が続いているようです。
ちなみに、日本と同じプールAのアイルランドは4位、スコットランドは9位、サモアは15位です。プールAのなかでは、ロシアは格下と言えます。
ヨーロッパは強豪国が多いので、ワールドカップ出場も簡単ではなく、ロシアが出場権を得るまでに紆余曲折がありました。
ワールドカップ予選を兼ねた、2018年のラグビーヨーロッパチャンピオンシップで、ロシアは4位。4位では出場権は獲得できません。
しかし、上位のルーマニアとスペインが出場資格のない選手をプレーさせたことで失格となりました。
その結果、2011年以来、2度目のワールドカップ出場を決めました。
これまでのワールドカップ(予選)での結果は次の通りです。
1991年 – 予選敗退
1995年 – 予選敗退
1999年 – 予選敗退
2003年 – 予選敗退
2007年 – 予選敗退
2011年 – プール戦敗退
2015年 – 予選敗退
ロシアと日本の対戦成績は?
これまでの対戦成績はどうなのでしょうか?
調べてみると、ワールドカップ前までの対戦成績は、日本の5勝1敗と大きく勝ち越しています。
直近では、昨年の英国遠征中に、日本代表とロシア代表がテストマッチで対戦しました。結果は32-27で日本が逆転勝ちしました。
試合内容は、日本が前半に1トライと5PGをゆるして、10-22で折り返し。後半にWTB福岡堅樹やナンバー8ツイヘンドリックのトライなどで日本が加点。
その後、再びリードされましたが、フランカーのリーチマイケル主将のトライで日本が勝ち越しました。
ラグビーロシア代表の特徴はフィジカルの強さ
ロシアのラグビーの特徴は、大型のフォワードが前に出る、ヨーロッパ型のラグビー。
体格が大きい選手も多いので、フィジカルの強さを活かした戦い方ですね。
ヘッドコーチは元ウェールズ代表のリン・ジョーンズ氏
ヘッドコーチは、元ウェールズ代表のリン・ジョーンズ氏です。2018年8月に就任しています。
ジョーンズヘッドコーチは、2011年にはロンドン・ウェルシュの指揮官となって1年目で、イングランド最高峰リーグであるプレミアシップに初昇格させるという実績を残しました。
その後、ニューポート・グウェント・ドラゴンズでも指導。
南アフリカの国内大会に参戦するナミビアのチームでもヘッドコーチを務めた経験があります。
イングランド最高峰リーグで活躍の選手も
選手では、ロシアではレジェンドと言われる司令塔ユーリ・クショナリョフ選手をはじめ、イングランドのセール・チャークス所属のLOアンドレイ・オストリコフ選手とPRワレリー・モロゾフ選手、7人制ロシア代表のCTBウラジーミル・オストロウシコ選手などが有名です。
10月3日にアイルランド、9日にスコットランドと対戦
ワールドカップでのロシア代表の日程は、10月3日にアイルランド戦、9日にスコットランド戦となっています。
ただ、2連敗ですし、実力を考えても、決勝トーナメント進出は厳しいと思われます。
ただ、アイルランドとスコットランドの結果は日本の決勝トーナメント進出に影響があります。
トライの数によるボーナスポイントなどもありますので、ロシア代表の戦いにも注目です。
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