私は普通のサラリーマンでしたが、40歳代前半でセミリタイアすることができました。
正確には、普通のサラリーマンではなく、平均年収以下のサラリーマンでした。
私ができたので、一般的な年収のサラリーマンの人であればセミリタイアできると思います。
ただ、そのためには必要なことがあります。
元ビンボーサラリーマンの私が考える必要なことは以下の4点です。
・貯めたお金を投資で増やす力
・資金を増やす時間
・稼ぐ力をアップさせる努力
自分が必要なモノを見極める力
贅沢したいと思えば、際限はありません。
隣の芝生は青く見えるものです。
新築の家、新車、高機能家電、ブランド品、保険・・・
自分にとって本当に必要でしょうか?
「同僚が家を買ったから、自分も家を買おう」という考えだったらセミリタイアは遠のきます。
まず、保険や通信費など、大きな固定費の削減。
これだけでも月に数万円の支出減になるかもしれません。
それに、見栄での消費を控える。
本当に自分が満足できることにお金を使いましょう。
全体としては、収入の8割で生活して、2割は貯蓄。
普通のサラリーマンであれば、「収入の8割で生活する」ことは大変だと思います。
だから、自分が必要なモノ・コトを見極めるのです。
私自身は、見栄を張ることよりも、自由がほしいと思っていました。
親戚が所有していた築40年ほどのアパートに住み、住居費を節約。
中古車に乗って、ファストファッションを身に着ける。
今も、妻の実家だった建物に住んでいます。
それに、基礎生活費が少なければ、セミリタイアのハードルが下がります。
【参考記事】固定費の見直しで月に1万円の支出削減【サラリーマンの節約】
貯めたお金を投資で増やす力
給料だけでは、お金が貯まるスピードが遅すぎます。
やはり、投資で増やす必要があります。
「年利10%超が確実」などと派手な売り文句の金融商品は、投資ではありません。
それは投機であり、ギャンブルです。
株や不動産など、古典的な投資で着実に資産を増やすことが現実的です。
私は不動産投資で資産を拡大できました。
ただ、不動産投資は手間がかかるし、初期費用も大きくなってしまいます。
アメリカ株であれば長期的に上昇が見込めます。
例えばS&P500に連動したインデックスファンドは平均7%ほどの利回りの実績があります。
いずれにしても、貯めた資金を増やす必要があります。
資金を増やす時間
普通のサラリーマンの人であれば、どうしても投資に回す資金を貯めるのに時間がかかります。
それに、投資利回りはS&P500でも7%です。(税金などを考慮せず)
月5万円を25年間にわたり積み立て、7%で運用できれば約4000万円。
月10万円を25年間にわたり積み立て、7%で運用できれば約8100万円になります。
複利の効果で増やすことはできますが、それでも時間がかかります。
セミリタイアをしたいのであれば早期に投資を始めることが大切です。
つまり、時間を味方にして資産形成をしていくのです。
【参考記事】投資信託の選び方とおすすめ銘柄を解説【積立NISAに最適】
稼ぐ力をアップさせる努力
蓄財する時間を短くするには、稼ぐ力をアップさせるしかありません。
夫婦であれば共働きで世帯収入のアップを図ることが出来ます。
または、副業で稼ぐこともできます。
ただ、いくら稼いでも無駄遣いをしてはお金は貯まりません。
そういう意味では、最初の「自分が必要なモノを見極める力」がなければいけません。
大手企業を中心に副業解禁の動きがあります。
それにネット環境が整ったことで、自宅でできる仕事も増えました。
スキルも身に付きますので副業にチャレンジすることもいいと思います。
【参考記事】仕事のストレスを減らす副業のススメ
資産収入をつくる大切さ
実際にセミリタイアできるかどうかは、個別の生活環境に左右される部分も大きいと思います。
ただ、セミリタイアに関わらず、資産収入は大きな支えになります。
資産収入が月に10万円あれば家賃の支払いができるかもしれません。
仕事が嫌になったときに資産収入があれば転職に踏み切れるかもしれません。
2000万円不足すると言われる年金問題が解決するかもしれません。
日本人の働き方は、経済的、精神的に会社に依存しすぎる傾向にあります。
資産形成をすることで、経済的にリスクを分散し、マネーリテラシーの向上にもつながります。
ぜひ資産収入を得ることにチャレンジしてみてください。
【参考記事】サラリーマンの副業に不動産投資(賃貸経営)がおすすめの理由
【参考記事】情弱・薄給でも不動産投資をスタートできた理由【体験談】
コメント