「これから不動産投資をしよう」という人のために、勉強方法を紹介したいと思います。
不動産投資には、自己資金が必要ですので、資金を貯めながら勉強をして、準備をすることが大切です。
資金が貯まり、知識を得ることで不動産投資のリスクを抑えることができます。
すぐに取り組める勉強方法は以下の通りです。
・ブログを読む
・ポータルサイトをチェックする
私も、本やブログで不動産投資を勉強することからスタートしました。
私の体験なども踏まえながら、それぞれについて解説します。
本を読んで体系的に不動産投資を学ぶ【おすすめの書籍紹介】
まず、王道ですが、本で勉強するのがいいと思います。
少し規模が大きな書店に行ったり、アマゾンなどで検索すると、何十冊も不動産投資関連の本があります。
「中古」、「新築」、「区分マンション」、「戸建て」、「DIY」など、不動産投資といっても色々な手法があります。
どんな特徴があるのかを勉強するためにも、それぞれの手法の本を読んでみることをおおすすめします。
何冊も読んでいると、基本的な不動産用語を理解できるようになりますし、「これだったら出来そう」とか「これに挑戦してみたい」という気持ちが出てくると思います。
ブログなどインターネットでも情報収集はできますが、本は編集されていますので、体系的に知識を勉強するのには便利です。
基本的な知識を身に付けるためにも、最低でも20冊程度は読みましょう。
といっても、どの本を読んだらいいのかわからない人も多いと思います。
私がおすすめする本を紹介します。
「まずは、アパート1棟買いなさい!」 石原博光
中古アパート投資の方法が分かりやすく紹介されています。
私も、不動産投資をしようと思い始めた時に、この本を読んで、具体的にアパート経営をイメージするすることが出来ました。
自己資金が少ない普通のサラリーマンが不動産投資で成功するための道筋が解説されています。
少し前の本なので、著書で紹介されているような高利回りの物件を探すのは難しいかもしれませんが、基本的な不動産投資の考え方は参考になります。
![]() | まずはアパート一棟、買いなさい! 資金300万円から家賃年収1000万円を生み出す極意 / 石原博光 【本】 価格:1,650円 |

「高卒製造業のワタシが31歳で家賃年収1750万円になった方法!」 ふんどし王子
ふんどし王子というペンネームは怪しいですが、若いサラリーマンの人が読んだら、参考になるというか、鼓舞される本だと思います。
地方の高卒サラリーマンがどうやって不動産投資を拡大していくのかという事例が見れて勉強になります。
また、マインドの部分でも、「自分にもできるかもしれない」と思わせてくれます。
「世界一やさしい 不動産投資の教科書 1年生」 浅井 佐知子
不動産投資に関する知識が、分かりやすく、整理されて、解説されています。
著者の浅井さんは、不動産鑑定士ということで、客観的に不動産投資を見た意見とも言えます。
まったくの初心者には難しいところもあるかもしれません。
ただ、最低でも、この著書の内容を理解できるレベルになってから不動産投資を始めたほうがいいと思います。
「金持ち父さん貧乏父さん」 バート・T.キヨサキ
皆さんご存じの有名な本です。
不動産投資の勉強というか、ビジネスの考え方やマインドを勉強するのにいいと思います。
私は、20歳代前半でこの本を読んで、「自分も不動産投資にチャレンジしたい」と思いました。
しかし、具体的にはどのようなことをしていいか分からないままでした。
読んだ人の中には「アメリカの話だし、参考にならない」という意見もあるようですが、考え方を学ぶという点では勉強になります。
ビジネスや投資に興味がある人は読んでおいて損はないと思います。
「一生お金に困らない個人投資家という生き方」 吉川英一
日本の投資家である吉川さんの本です。
吉川さんは、不動産投資と株式投資を中心に行う投資家です。
不動産投資をはじめ、投資についての考えを学ぶのに参考になります。
個人投資家というライフスタイルを実践している著者の考えは興味深いです。
不動産投資を始める場合、その目的や目指す規模を考えることがあると思います。
そんなときにも参考になる著書だと思います。
ブログ・YouTubeでリアルな情報を得る
いろんな投資家の人がブログやユーチューブで発信されています。
不動産投資の方法や考え方を体系的に紹介されている人もいますが、多くの人は最近の不動産経営のトピックを紹介して、その解決策や失敗談を発信されています。
書籍には掲載されないような率直な意見やリアルな状況を知ることができるので、私も更新されるのが楽しみです。
不動産投資を勉強していて、不明な点や、もっと知りたいと思ったことがあったら、インターネットで検索してみると、誰かのブログにヒットすることも多いと思います。
興味のあるブログを見つけたら、さかのぼってチェックしてみると勉強になります。
また、ユーチューブなどにはDIYの動画も増えています。
必ずしも大家向けという訳ではないのですが、動画であれば分かりやすく理解できます。
もしDIY系の大家を目指すのであれば、並行して勉強してもいいかもしれません。
ポータルサイトを毎日チェックして、相場観を養う
不動産情報が掲載されたポータルサイトは毎日チェックするようにしましょう。
「楽待」「健美家」は不動産投資家向けのポータルサイトです。
そのほか、「アットホーム」「スーモ」「ヤフー不動産」などがあります。
楽待、健美家には、利回りなども表示されているので見やすいと思います。
地域を絞って、毎日確認するようにすると、相場観がつかめるようになります。
ときどき「これは安い」というのがあったら、どのくらいの期間でホームページから掲載削除されるのか確認しましょう。
良い物件は一瞬で消えてなくなります。
一瞬で消える物件と、売れ残っている物件の違いは何なのか?
そのようなことを考えなら見ると、投資家の視点を身に付けることができます。
まずは、新着物件を毎日チェックすることです。
空き時間に、新着物件だけでも確認しましょう。
不動産に限らず、相場がわからなければ、お買い得か否かが判断できません。
気になる物件があれば、ポータルサイトから資料請求をしてみましょう。
そして、借入額、借入期間、維持コストなど、具体的な収支を計算してみます。
そのようなシミュレーションが勉強になります。
物件確認は今日からできる
以上、不動産投資の勉強方法を紹介しました。
セミナーや大家の会のような集まりに出席するという方法もありますが、まずは不動産投資の基本的な知識は自分で身に付けた方がいいと思います
特にセミナーは、参加者に新築アパートを建てさせるための企画も多いです。
セミナー主催者のポジショントークに注意してください。
インターネットでの物件チェックは今日からでも取り組めることです。
それに、本もインターネットですぐに注文できます。
本やインターネットで勉強しても、必要なお金は数万円ほどです。
不動産投資は大きなお金を動かす投資ですので、しっかりと勉強をしてから始めましょう。
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