40歳代の転職はあり?なし?【クローズアップ現代+から考える②】

ステップアップのイメージ仕事

 5月14日放送のNHK「クローズアップ現代+」住宅ローンン破たんの続きです。

 残業が減って収入が減った人に続いて、転職で収入が下がってしまった人が紹介されていました。
その事例を取り上げながら、40代や50代の転職について記事を書きたいと思います。

 まず、番組で紹介された事例です。仮にBさん(54歳)として、状況を以下にまとめます。

・20年前に3000万円で一戸建てを買った。
・月収は32万円、ローン返済は12万円だった。
・しかし、3年前に役職定年を宣告され、月収が10万円減額。
・転職を決め、仕事を辞めたが、転職先がなかなか見つからない。
・見つかったのは、月収21万円の清掃業。
・返済不能となり家を売却したが、1000万円の借金が残った。

 番組では、統計調査をもとに、「中高年の転職は容易ではない。転職で収入が増えるのは20代から40代前半。50代を超えると下がる人が多くなる」と指摘されていました。

スポンサーリンク

仕事を辞める前に次の転職先を

ステップアップのイメージ

  Bさんの例を見て思うのは、「なぜ転職先を探してから仕事を辞めなかったのか」という点です。

 家族もいらっしゃるので、出来るだけ無職の期間は短い方がいいはずです。まして、年齢は50歳代。転職が簡単な年代ではありません。

 仕事を辞めてしまうと、「早く新しい職場を見つけないと」という焦りにつながってしまいます。転職先を決めてから仕事を辞めるのが、ベターだと思います。

 最近は労働者不足で、転職する人が増えています。以前は、「転職は35歳が限界」という見方もありましたが、ヘッドハンティングや「中高年も歓迎」という求人も増えています。そのような傾向だけを見て、「辞めても、すぐに次が見つかる」と考えるのは早計です。

 中高年向けの求人数は増えても、条件面などは別問題です。賃金や福利厚生が維持できるのかは見極める必要があります

収入面でみて、40歳代、50歳代の転職ってあり?

 そもそも40代、50代の転職って、収入はアップするのでしょうか?

 厚労省の平成29年調査によると、40歳代までは転職によって年収が増えた人の方が多いようです。50歳以上の世代では年収が減ったという人が多いという結果です。

 統計上のことなので、個別には、50代の人でも、転職によって経済的にステップアップする人は多くいます。自分が、他社でも活かせるようなスキルや人脈を持っているのか?を見定めましょう。

転職しやすい職種って?

 名刺

 特定の技術や経験を持っている人は、そのスペシャリストとして同業界や同職種で仕事を探すことができます。しかし、中には未経験の職種に就職したいという人もいると思います。

 一般的に、40代や50代でも転職しやすい職種というものをあげます。

営業職  BtoBの営業などでは、コミュニケーション力が豊富な社会人経験者が求められることが多いです。保険、不動産など幅広い業界で募集があります。
接客業 高級商材販売や高齢者向けの接客などで、40代、50代が求められることもあります。 
介護職 高齢者の増加に伴い、ニーズが拡大し、幅広い年代で需要があります。
ドライバー 近年、慢性的な人で不足で、特に都市部では深刻です。
工場作業員 3交代などの勤務は不人気のため、未経験でも転職が見込めます。

収入が問題なら、副業も視野に入れてみる

 考えるサラリーマン

 転職する理由は、「残業が少ない職に就きたい」、「ストレスを減らしたい」、「転勤が嫌」など、理由は様々だと思います。

 ただ、「給料が安い」ので、転職を考えている人は多いと思います。

 「給料」が問題であれば、転職だけではなく、副業による収入アップも考えることができます。 

 政治的にも、「副業容認」の動きがありますので、今後、副業に取り組みやすい環境が整うことになるでしょう。もちろん、顧客データを使ったり、同業他社の仕事を請け負うなど、自分の勤務先に迷惑をかけるような副業はダメです。しかし、新たな仕事に踏み出すことで、新たな知識や人脈の開拓につながるので、収入面以外にも副業のメリットは大きいです。

 あくまで個人的な感覚ですが、社歴が20年、30年となると、新しいことを覚えることが少なくなり、惰性で仕事をしているサラリーマンも多いなと感じます。副業という新しい世界に挑戦することで、生活に張りが出るという面もあります。

 実際に副業といってもいろいろあります。月に1~2万円であればアルバイトでもいいですね。初期投資が少なくて、自分のビジネスを持ちたいのであれば、ネットビジネスがおすすめです。自己資金があったり、安定企業に勤めている人は、不動産投資ができるかもしれません。転職と合わせて、収入アップの方法として検討してみてください。

同番組で紹介された事例をとりあげて、住宅ローンと不動産投資についてブログを書きましたので、ぜひご覧ください。

住宅ローン借入額の目安は年収で決める?

不動産投資のリスクとメリットとは?

 

コメント